turtle's philosophy

新卒で田舎に移住、7年目の主婦ブログ。子育て、パートナーシップ、本、哲学、日々感じることなど。

氏名は使命。


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『氏名は使命』というブログの記事を見ました。ということで、『私の名前の由来』について書こうかな。

 

私の名前の『奈々子』は、
父がある詩にちなんで、
つけたというのは知っていたんです。

 


でも何の詩かは知らなかった。

 

それが数年前のある日、

今も大好きで読んでる

坂爪圭吾さんのブログ記事で
突然知りました。

 

これがその記事です。

奈々子に。 - いばや通信

 

坂爪さんに突然知らされた、
名前の由来は想像を越えて
素晴らしいもので涙がでた。

 


普段あまり連絡をとらない父に


『私の名前の由来は、吉野弘さんの詩ですか?』

 

と聞いたら、『そうだ』と。

 

 

はっきり言って、驚いたんです。

 


『この詩をあの父が?
あの父が本当に選んだの?』と。

 


というのも、私は父を『好き』とは言えなかったから。

 


わたしにとっては、


私の言うことはすぐ否定するし
絶対絶対わかりあえない。

そんな嫌な、父だったから。

 

何か共通の好きなものがあるなんて

考えられない、それぐらい交わらない二人でした。


でも、この詩を読んでね、


『あぁ、これは、もう充分やな。』


って、一人で言った。

 


もう、この詩を
私がこの世界で生き始めた時に
授けてくれた事でもう充分。

 


父の暴言や支配的な表現の根底には
寂しさと愛があることを
私は実は知ってた。

 


けど、認めたくなくて。

 

結局は反抗することで、
『こんなに刃向かってもどうせ
わたしのこと嫌いにならないでしょ』
って甘えたのは私………。

 


そう、思うと『フフフ』って笑えた。

 


****************


だから、私の使命は


『自分を愛する心を
勝ち取り、育むこと。』


なんやと思う。

 


これが、一生かけてやるべき事であり、


それを体現して生きていくんだと


今日改めて決めよう。

 


最高のギフトをありがとう。

 


これが、私の名前の由来になった、

吉野弘さんの 『奈々子に』という詩です。
****************

 

 


          奈々子に    


赤い林檎の頬をして
眠っている 奈々子。


お前のお母さんの頬の赤さは
そっくり
奈々子の頬にいってしまって
ひところのお母さんの
つややかな頬は少し青ざめた
お父さんにも ちょっと
酸っぱい思いがふえた。


唐突だが
奈々子
お父さんは お前に
多くを期待しないだろう。
ひとが
ほかからの期待に応えようとして
どんなに
自分を駄目にしてしまうか
お父さんは はっきり
知ってしまったから。


お父さんが
お前にあげたいものは
健康と
自分を愛する心だ。


ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。


自分を愛することをやめるとき
ひとは
他人を愛することをやめ
世界を見失ってしまう。


自分があるとき
他人があり
世界がある。


お父さんにも
お母さんにも
酸っぱい苦労がふえた。
苦労は
今は
お前にあげられない。


お前にあげたいものは
香りのよい健康と
かちとるにむずかしく
はぐくむにむずかしい
自分を愛する心だ。